法人紹介
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理事長挨拶
理事長 高橋 洋子
この小さな命が安心して育める文化を
皆様、暑中お見舞い申し上げます。さて、世の中は新型コロナウィルスで、我が県においても感染する方が出てこられ、様々な対応で関係各所に大きな影響を及ぼしております。私共岩手ひだまり会においても、5月にオープンした重症児・医療的ケア児対応型デイサービス「ひだまり水沢☆(ほし)きらり」のお子様は呼吸器系の疾患をもっている方が多いため、非常に慎重な支援体制のもとコロナ対策に追われております。そのような中においても、元気に通ってきていただくお子様の笑顔と生きる力の逞しさに日々私達は励まされております。
重症児・医療的ケア児対応型デイサービスは、3つの機能を持つ多機能型施設です。6歳未満のお子様をお預かりし、療育を行う児童発達支援機能と、6歳から18歳まで学校終了後、又は夏休み冬休み等長期休暇にてお子様をお預かりし、療育支援を行う放課後等デイサービス機能、さらに18歳からの成人に対しての生活介護デイサービス機能、この三つの機能で「切れ目のないサービス」を目指して作りました。
開所当初、受給者証の認定において、行政担当様と認定に巡る解釈の違いで議論する場面もありましたが、それも行政の柔軟な対応に助けられ段々と利用児が増えている状況です。「ひだまり水沢☆きらり」は、利用児はもとより、ご家族様が安心して療育支援を受けられる職員体制となっております。嘱託医としてお願いしている石橋先生は、重症心身障害児の専門医で、ご経験豊かな先生であります。又、看護師長として医療的支援の指揮をとる瀬川看護師長はICU(集中治療室:重篤患者等に対して急性症状を起こした患者や高度な術後管理が必要な患者へ の医療施設)の経験もあり、又看護師長として看護師へ指導をなさってきたベテラン看護師です。さらに非常勤ではありますが菅原理学療法士においても、重症児の理学療法のご経験豊かな先生であります。作業療法においても、発達障がい児の協調性運動障害の児童も含めて経験のある作業療法士の先生と現在療育内容を詰めており、9月以降にその機会を提供する予定です。職員についても、自身が重症児を育て上げた伊藤恵美所長、児童発達支援管理責任者(児童の症状、生活歴、発達の度合等を調べ包括的な療育計画を立てる相談員)の渡邊保育士、心理職の千葉児童指導員、動作法の指導資格を持つ後藤先生、その他看護師、介護福祉士等国家資格を持つ職員を揃えております。又、保護者と関係機関への調整と相談支援を行う大石相談員は岩手県の重症児・医療的ケア児童のコーディネーターであり、自身も重症児の支援経験の長い職員です。
ただし、皆さん、この施設は生まれたての施設です。これから子供たちと共に成長していかなければなりません。私は職員へ日々専門性の向上とお子様とご家族様に寄り添う療育を行うよう指導しております。そして何よりも利用していただくお子様がいないとこの事業は地域に根差しません。「お子様が楽しく通っていただく」、「ご家族様に安心して使っていただく」、「それらを法人はもとより、各関係機関が強くサポートしていく」この三つ巴がなければ「重症児の皆さんが安心して暮らせる文化」がこの地域に根付きません。幸いにも奥州市では開設してまもなく重症児・医療的ケア児の部会ができました。このような応援体制を大変ありがたく思い感謝申し上げます。
最後に「ひだまり水沢☆きらり」は、開設にいたるまで約4年の月日がかかり非常に「難産な子」でした。その中で、わざわざ名古屋より駆け付けご指導いただいた一般社団法人全国重症児ネットワーク鈴木由夫代表、貴重な中央の情報提供をいただいた埼玉のNPO法人おやじリンク金子訓隆代表、計画当初から応援いただいた奥州市子育て総合支援センター所長の菅原敬子先生に感謝申し上げますとともに、ようやく開設したこの事業所を、私たち職員一同は、これからも大事に育みたいと決意しておりますので、どうか皆さんも応援お願いいたします。
役員紹介
理事長 高橋 洋子
常務理事 大沼 一裕
理 事 菅原 憲雄
理 事 尾山 恒夫
理 事 千葉 昭好
理 事 及川 幸子
監 事 大谷 直子
監 事 及川 章吉
評議員紹介
評議員 小澤盛彌 鎌田卓也 古川守人 千葉光夫 島津愛郎 千田光久 岩渕秀夫 菊池恵美子
当法人について
■所在地 |
〒023-0828 岩手県奥州市水沢東大通り二丁目4番3号
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■設立年月日 |
2003年 4月1日 特定非営利活動法人地域ふれあいステーションひだまり設立
22015年4月1日 社会福祉法人岩手ひだまり会へ移行 |
■活動内容 |
1.放課後等デイサービス事業
2.日中一時支援事業
3.生活介護事業
4.就労継続支援B型事業
5.相談支援事業 |
交通アクセス
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